鬱憤 9th November 2022

小さい頃から姉は私にとって憧れの存在だった。 姉が何をしてもカッコ良く見えたものだった。いつもカッコ良い姉として映った。いつまでも憧れの存在でいて欲しいものだった。一緒に遊ぶときは楽しくて仕方がなく、バドミントンしたり、一緒にプレイステーシ…

感覚的人間の限界  9th April 2021

The limit of human sensitivity コロナが始まってから、自分に起きる心理的な反応に辟易している自分がいて、それにずっと苦しんでいたのだけれども、それが自分が感覚優位で生きているからだ、と分かった。 美しいものが見たい、美味しいものが食べたい、…

Book Review 29th Jan. 読書感想文

わら一本の革命 福岡正信著 植物と叡智の守り人 (原題: Braiding Sweetgrass) by Robin Wall Kimmerer この二冊を夜な夜な同時に読み進めていて、やっと最近読了した。 すごく読み切った感がある。この二冊は哲学的、思想的な類似点が沢山あって面白かった。…

Beautiful sadness days 12th June

日本でよく見る沢山のカラスのように、オスロで毎日見かける鳥は青色が入ったカササギか真っ白なカモメだ。 どちらの種類もけたたましくよく鳴く。 カササギはそこらじゅうにいて、なんだか可愛いらしい鳥だな、と思っていたら、冬場、うっすらと雪のベール…

3rd May Failure

ノルウェーは先月末から学校や経済活動が再開されました。再開前から、太陽が大好きなノルウェー人は晴れた日と春の訪れに皆我慢できず公園でバーベキューを開催し、散歩をすればソーセージの匂いがそこら中に漂うほど長閑。そんな再開ムードに伴い友人から…

15th January Fucking loneliness

半年が過ぎて、新学期が始まった。 こちらに来てから感情的に反応することが多くなった。 主観的に生きているからかもしれない。 日本に一旦戻って、またオスロに戻って、ものすごく複雑な感情がある。 私にとって、日本は愛すべき場所である。それは私の祖…

15th October Needing calmness

怒涛のような日々を消化するのに精一杯になっていたら、いつのまにか晩秋になっていた。 外に出ればひんやりとした空気が細胞を刺してくる。 私が一度に体験したものすごい密度の日々を表すかのように、木々もまた、一瞬の速さで多量の葉を落としてしまった…

Suffering 24th August 2019

外国に住むということはとても傷つくことなのだと思う。 日本人であるということ、英語がうまく喋れないとうこと、コミュニュケーションがうまく取れないということ、 アジアというだけでフィルターがかかっているということ、それを全てひっくるめて、実は…

To be as an Asian, to be as a Japanese 18th Aug 2019

オスロに来て、数十日間が波のように過ぎ去った。 最初に漠然と感じていた不安も恐怖も、今は静かに心の隅にうずくまっている。 ここに来て感じる強烈な孤独感や寂しさや、やるせなさが日増しに増す一方で、何気ないコミュニュケーションであったり、微笑み…

Japanese Beauty 15th February

出願の準備で慌ただしく、本当にめちゃくちゃで、頭の中はものすごく混沌としている。 そしてこういう時に大きく仕損じる。自分が情けない。でももう後悔しても仕方がない。 あの時に戻ってこうしていれば、と思ってもタイムマシンはどこにもない。 結局未来…

24th December 2018

IELTS6.5のスコアやっと取れた!! 嬉しくて画面のスコア見たときは10分間くらいビョンビョン飛んでた。(家が揺れた) 手が震えた。自分がスコアを取れると思ってなかった。ほぼ諦めかけてた。もうだめだ、この先どうしようって思ってた。 自分が努力して、達成…

An old opinion 8th August

メモにしまってあった意見、載せるの忘れてた。某医大のニュースが出てきた時の話である。 母と女性蔑視について議論をする。 医大の点数の女性差別について、母は理解できると言って、意見の明言を避けた。 私にはその感想は、そんなことしても仕方がない、…

17th September Frustrating

自分に向き合わなければいけないと思っているんだけれども、自分でも上手く言語化できなくて困っている。 人になんか説明できないし、家族にですら説明できないままモヤモヤしてるから英語で伝えるのはなおさら困難。 デザインという言葉に惹かれたのは高校2…

A small heartfelt story 29th July

何年も前、一人でパリまで行く途中のことを思い出す。 パリで他の学生と集合するまでのミニひとり旅。 乗り継ぎにビビリながら、クアラルンプール国際空港でヨロヨロ待っていた時。(写真は空港) なかなか客室乗務員が出発時刻になっても現れず、客がざわざわ…

Give and give and give...? 20th July

「コネクション」「人脈」「ギブアンドテイク」について 今までの違和感の一つだった人脈の捉え方 建築学生だった時から、人脈を作らなきゃ、という強迫観念のもと、動いていた節もあった。 将来のために、この人とコネを作っとかなきゃ、この人と仲良くなっ…

5th July

29日に届いたバースデーカードが、本当に素晴らしい経験を運んできてくれるようなお守りのよう。久々の更新。 今までの出来事がやっとポジティブに昇華できそうな予感がする。 ようやく、、今まで書いた記事を客観的に見られるくらいには。とても恥ずかしい…

2nd May

友達からの率直な感想が聞けたり話せたりするから、こうやって文章を書いてみるのも悪くないなと思えている。とてもありがたい。 帰ってから、色々と書く言葉を溜めていた感じがする。 経済の流れと、お金とは何なのかと、人の生活の仕方と、生き方について…

The flood of words 23th February

生きづらかった。 今まで生きづらいなという事を薄々感じてはいたけど表現しても分かってもらえないかなという思いがあった。 他人の表面的話にはついていけないし、友達の間でも実のない話には面白くなくて会話に入れないって思ってしまうことの方が多かっ…

Stupid thought 13th February

外国に留学したかったのは自己顕示欲が強いからなんだと分かる。 カナダに来るとみんな人種が違うのに、そこで一生懸命生きていて、他人と自分が違うってことがわからない。移民の国だからか差別意識がとても低い。カナダにいることはカナダ人ににとって”普…

Commuter 2nd February

朝混みこみの電車にいつも乗りたくなくて、見送ってしまう。 みんながのっている電車に乗りたくない。苦しい思いをしてまで電車に乗る必要がないと思う。 息ができないくらいにまで、電車に乗って時間を過ごすことの意味が全然わからない。 そんなために生ま…

8th April in Fukushima

とても美しい村なのに、とても良い人なのにそれが上手く伝わらないのがとても残念に思い、悲しい。村の人々がとても勘が鋭く、話が達者で驚く。いろんな人の話がとても貴重に聞こえる。なんだかとても近いところにいるのだけれど、それが上手くいかない感じ…

6th April

インドから帰って来て、思うところがいっぱいあり、どんどんと思考が流れて行く。インドに行く前後で確実に違うことは、インドを好きになったことだ。(大抵国を訪れるとその国を好きになる。) 好きになることって、嫌だって思いそうなことに目を瞑れることな…

5th April

インドに行く前よりも、確実にインドを好きになった自分がいる。香港のキャセイのクルーに「どこ行っていたの?」と聞かれて、はなちゃんが「インド!」って言ったら「本当? それは驚いた、インドって危険って言われてるからね」だって。 日本に帰ってからし…

4th April

旅がとうとう終わろうとしている。欠点すら可愛く見えてしまうのが本当の人好きなんだろうな。 それとも一長一短なだけか。この度を通して、まだ世界には良いところがたくさんあると感じることができた。 魔法にかかっていたみたいにどんどんと現実に引き戻…

3th April

私とはなちゃんの活動タイムがなかなか違う。 バラナシは人種のるつぼと言うけれど、それは本当でこの場所にいるとみんなと仲良くなれる感じというか、インド人からの外国人扱いはするけれど、外人の旅行者とまた同じというか色々と混ざり合っている感じはす…

1st March ②

バラナシの雰囲気がすごい。今まで行ったどの街よりも隣の人と友達になれるような空気感がある。全員人間として淘汰されている感じ。旅行者もインド人も入り味って生活している街だと思う。最初の第一印象は芳しくなかったけど、この水のように流される空気…

1st March

夜、インドのバラナシ空港に降り立って空港の外に出た時、凄いとこに来たと思った。溢れるタクシー運転手、ひと、ひと、ひと…。その人混みをすり抜けて、足早なタクシー運転手に必死でついてった。前から容赦無くやってくる車を避けようと、草むらに足を踏み…

31th, March バラナシへ向かう飛行機の中で

今日チャンティガールを去った。チャンティガールの街はコルビジェと他の建築家の尽力のお陰で、インドではなくヨーロッパの一部みたいだった。チャンディガールに着いた途端文明化したインドに困惑しながらも安心感を覚えた。コルカタやデリーと完全に違っ…

27th March 

タンマイのプロダクトデザイン学科へ。 (英語で書かれていたけど美しくないので日本語で書きます。) 想像していた学科とは違っていて驚く。彼の専攻は陶磁器それがプロダクトデザイン学科だった。彼の学科はシャンティニケタンではなくスリニケタンにあり、…

26th, March 雑記

タンマイがピアスなんでしてないのインディアンぽくて良かったのに〜と褒めてくれた。今日のMVPはタンマイ。ありがとうタンマイ。でも痛くてできないよタンマイ。 はなちゃんと狭く汚らしいホステルの部屋で横たわりながらたくさんお話した。 奈良でのWSの話…