1st March

夜、インドのバラナシ空港に降り立って空港の外に出た時、凄いとこに来たと思った。溢れるタクシー運転手、ひと、ひと、ひと…。その人混みをすり抜けて、足早なタクシー運転手に必死でついてった。前から容赦無くやってくる車を避けようと、草むらに足を踏み入れた、ら、そこは沼だった。花ちゃんは無事。必死で足を引っこ抜いた。かろうじて足首くらいまでですんでてよかった。空港の前になぜ沼があるんだっていう怒りと、何が入ってるのかわからない沼にハマってしまった自分の情けなさに車内で正直とても凹んだ、、。インド人もはまってないのに…。沼…。更に、空港からホテルは1時間くらいで着くと言われていたのに、物凄い渋滞、、。車、全く進まない。。タクシーに乗ってるアジアンに道行くひとはめっちゃ振り返る、、笑。今までとはまた違うギラギラとしたインドの夜の街。ホテルに着いたのは夜の10時くらい。結局3時間かかった。最後の街で散々な旅の幕開けか…もうこの先数日間は何も期待出来ない…もうだめだ…というヘロヘロな気持ちで支配人にホテルの部屋まで案内してもらった。

 

 

 

部屋、ピンクだった。爆

入った途端笑いが止まらなかった。ここはインド??それともラ◯ホ?床も壁もまっピンクのプリプリなお部屋…。え?私この部屋予約してないんだけど???という困惑に、「とっていた部屋に予約が入って、こっちの部屋はデラックスルームだからオーナーさんがこのお部屋に変えました」という管理人ディーパックさん。。(ホテルのオーナーは日本人&インド人のご夫婦)鍵を見たらお部屋の名前はプリンセスルーム(ジャグジー付き)、、。そのお部屋のお陰で沈んだ気持ちも吹っ飛んだ。その後の数日間は、とても快適。インドでの旅を無事終えることができました。ピンク、馬鹿にしてたけど色の力って凄いのね。

 

(一見悪い、、って捉えがちな事は実は反対のことが起きる前兆なのかも、、。

理不尽な何かが起こる時は、実は想像できない程の面白い事や楽しい事が待ってると信じたい。)