27th March 

タンマイのプロダクトデザイン学科へ。

(英語で書かれていたけど美しくないので日本語で書きます。)

想像していた学科とは違っていて驚く。彼の専攻は陶磁器それがプロダクトデザイン学科だった。彼の学科はシャンティニケタンではなくスリニケタンにあり、より伝統的な現地産業と村人のための職を残すための教育が施されている場所であった。そこで、現地の村人が実際にお土産にある美しいタペストリーや布や染織を行なっているのを見学させていただいた。デザインや完成度はもちろん日本の方が比べ物にならないくらい高いけど、やっぱそこで比較してはいけなくて、純粋な人間のモノ作りの欲求って美しいものなんだなと実感。彼らの物を生み出しているプロセスがとても美しかった。アートってただアーティストが生み出した結果じゃなくてプロセスも含まれているよね。

 

その後タゴールミュージアムを再訪問。建物の裏にhugeといって良いほどの庭が広がっていて、それには本当に驚いた。手入れはされていなかったけれども、当時使われていたであろう庭の美しい景色を想像するのは難くなかった。ちゃんと手入れがされていたら本当に村の観光資源になりそう。建物もどれもとても心地よさげでよろしかった。一つタゴールの大工さんが建てた工具家と読んでも良い家があって、多分そこでカサハラさんとか色んな職人の方が作業していたんだろうけれども、家の機能がそのまま工具箱(柱が延長して収納になっていたり)になっていてかなり興奮した。展示物には日本から齎されたであろう物がちらほらあった。タゴールの興味関心は多岐に渡っていたということがよく分かった。どの建物も全て補修中だったりして全部完璧に見ることができなかったのは残念だけれども、最終的にシャンティニケタンに長期滞在した選択が間違ってなかったことにホッと一息をつけた。